Q & A

あんま、マッサージ、指圧って何が違うの?

■あん摩
あん摩は、体幹(心臓)から離れる方向に向かう遠心性の手技で“揉み叩く”ものです。衣服の上から行い、筋肉を揉(も)んだり叩いたりします。中国生まれの治療法です。
日本には奈良時代に入ってきました。

■マッサージ
マッサージは、血流改善を目的にして、オイルマッサージ、パウダーマッサージなど末端から体幹(心臓)に向かう求心性の手技で“揉み擦る”ものでフランスやスイスなどのヨーロッパで生まれました。

■指圧
指圧は衣服の上から行い、筋肉などを押して離す、圧を加える方法です。日本で生まれた治療法です。

鍼と灸ってどんな効果があるの?

■お灸
筋肉のこわばり(凝り固まった部分)や血流循環の悪化(血行不良)といった症状には、灸治療の温熱作用により血管が収縮・拡張し充血や貧血を起こしている箇所を改善します。「一般の病院に通っているが神経痛が治らない」「症状が慢性化している」という人を治療できるのが私たち鍼灸師の魅力です。

「鍼や灸」と聞くと「首こりや肩こりにきく」と思っている人が非常に多くいます。しかし、鍼灸治療の効果は肩こりや腰痛だけではありません。呼吸器系の病気(気管支炎や喘息)内分泌系の病気(貧血や糖尿病)、消化器系の病気〔下痢や便秘〕、循環器系の病気(高血圧や動脈硬化)、アレルギー系の病気(花粉症やアトピー性皮膚炎)、女性が悩みがちな症状である月経不順や生理痛、更年期障害など、30種類以上のけがや病気に効果が認められています。鍼灸治療の効果効能は日本だけでなく世界中の医療機関で研究がなされ、世界保健機関(WHO)がその有効性を認めています。
鍼治療の効果に有効性があることは世界的に証明されています。鍼灸師は日本のみならず世界でも注目されています。

■鍼

東洋医学を根本にする鍼灸師は、その人の症状に応じて人体に存在する361のツボに約0.2mm~0.3mmの鍼を刺し、症状を治療したり予防します。東洋医学においてツボは「人間の気の流れや血行の流れを司る」とされており、鍼灸師はツボを刺激することで人間の自然治癒力を高めることができるのです。ツボを刺激すると自律神経が刺激され、免疫力が向上したり筋肉の緊張をほぐしたりすることができます。これによって血液やリンパの流れが良くなるので、筋肉や靭帯の損傷や疲労だけでなくアトピーやアレルギーなど体の内側も強くすることが可能です。

鍼灸師って何?

鍼灸師はその名前の通り「はり」と「きゅう」を使って身体のバランスを整え、人間が本来持っている自然治癒力を高めることで病気やけがの予防と治療をします。鍼灸治療は全身の血行やリンパの流れを改善し、人間が本来持っている自然治癒力を高める治療になります。
また、血液やリンパの流れを良くすることで、身体の自然治癒力も上がる働きがあるとかんがえられており、対処療法ではなく、根本から人間の体を強くしていきます。
鍼治療の効果を発揮する症状の基本的な効果としては痛みに働きかけるものです。鍼を刺すことによって、その刺激で痛みを抑えるホルモンが分泌され、さらに脳に痛みを伝える神経をせき止める働きもあるとされています。

「東洋医学」と「西洋医学」って何が違うの?

病気の治療には大きく分けて「東洋医学」と「西洋医学」があり、鍼灸師の治療は東洋医学に分類されます。東洋医学では「人間に本来備わっている自然治癒力を高めて内側から病気の原因を取り除く」という考え方で病気の治療を行います。
一方、西洋医学は「病気は外的要因によって起こり、それを手術や薬によって取り除く」という考え方です現代人はストレスや乱れた食生活などによってこの自然治癒力が弱まっている人が多くいます。
鍼灸師は弱った自然治癒力を高めることで、薬に頼らない治療をすることが可能です。。
大掛かりな手術や科学的な薬を使わず、鍼と灸だけでさまざまな病気や症状を治療するのが鍼灸師です。